楳図かずお - 神の左手 悪魔の右手

神の左手悪魔の右手 (1) (小学館文庫)

神の左手悪魔の右手 (1) (小学館文庫)

楳図先生に対する認識は「有名なホラー漫画作家」というだけで、作品も「漂流教室」しか読んだことがないという背景(?)で、特に好きというわけではなく(むしろホラー作家と言われると、伊藤潤二先生しか知らないほどのド素人ですが)、ただタイトルの「神の左手 悪魔の右手」が目に留まり、その上、全4巻と怠け者が読むにはプレッシャーを感じない手頃な(?)長さ・・という適当な動機で、この作品の表紙をめくりました。

この4冊を一言で表現すれば、とにかくエグイ。
ホラー作家なんだから、読んでて怖いというのは当然ですが、
怖い+そこまでグロイとは予想しなかった。
何ページか置きに一回という頻度で、血がいっぱい吹き出たり、内臓が外に出てしまったりするシーンが描かれている。

特にじっくり読んでるわけではないから、ホラーな部分にも、グロイ部分にもキモチ悪く感じたりはしなかったが、やっぱり長い時間(?)ずっとこんな内容を読んでると、なんか頭がおかしくなりそうな気がする。まあ、話としては普通に面白い(?)から、別にいいけど。